2016年8月3日

ネギの勉強


日本うどん学会第14回全国大会での研究発表に向けて、ネギの勉強をしている。2012年の第10回大会で「うどんの友 トウガラシ『香川本鷹』の復活」を発表して以来の論文挑戦となる。研究は、うどんの友シリーズで行こうと、安易にネギに照準を当てたものの、うどん屋やスーパーで当たり前に見るものの、その実態を知らな過ぎて呆然としている。香川県職員に問い合わせたり、種苗店を当たったり、知り合いの農家さんを取材したりしているが、一向にまとまらない。

そのまとまらない中で感じたことは、農業は天候・病害虫などリストとの戦いであること。ビジネスであるから継続的に儲けられる仕組みに適した種であること。農協、市場、量販店の要望に沿ったもの、すなわち色目が濃くて、葉先までがしっかりしていて、日持ちがする傷みにくいものが望まれる。ということが判ってきた。そしてそれを満たす品種は大手種苗メーカーが開発したF1(first filial generation=一代雑種)とされ、流通するネギの多くがそうなってしまっている。

ただF1というのは、その種の特性が発揮できるのは、その一代に限られる。故に農家は常に種を種苗メーカーから購入し続けなければならない。見方を変えると、食料を得ることができるか否かは、利潤追求を前提とする、私企業の意向に委ねられてしまうという危険性をはらんでいる。

調べていて、香川県内でなかなかお目にかかれない固有種のネギについて、とても興味が涌いてきてしまった。第14回大会まで日程が押しているが、8月はこの取材をしていく。

日本うどん学会 第14回全国大会ご案内


統一テーマ:伊予の麺もうまいぞな! 麺ものがたり、いよいよぞなもし!
内容:総会・基調講演・研究発表
日時:9月11日(日)10〜17時
場所:松山市道後公民館 3階会議室(愛媛県松山市道後町1-5-31 TEL 089-921-0430)
うどんを愛する方なら、何方でも参加OK。

懇親会
日時:9月10日(土)18〜20時
場所:愛媛文教会館(愛媛県松山市祝谷町1-5-33)
会費:4,000円
※事前に松井までお申し込みください。


松井の昼ごはん 7月25日 腸が痛かったので朝昼抜き。

松井の昼ごはん 7月26日 坂出市京町リーベで日替わりランチ。今日は春巻き。

松井の昼ごはん 7月27日 丸亀市飯山町手打ちうどん彦江で冷かけ中+竹天。その後、うち合わせで岡山市北区駅元町とんかつ新宿さぼてんさんすて岡山店でカツカレー(玄米)。さすがに2時間で2食はきつい。

松井の昼ごはん 7月28日 自宅で半田素麺+じゃこてん+生卵。簡単便利なそうめん。

松井の昼ごはん 7月29日 善通寺市下吉田町まるやうどんで冷かけ中+野菜かき揚げ。飲み干せる出汁のうまさ。

松井の昼ごはん 7月30日 高松市牟礼町うどん商人つづみ屋で冷やしカレーうどん中。野菜もりもりのスパイシーカレーで夏を楽しむ。

松井の昼ごはん 7月31日 丸亀市飯山町手打ちうどん彦江でかけ中+ミンチかつ+おにぎり。腹ごしらえ十分、さあ讃G連スタジアムグルメの見廻りだ。

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