2011年5月26日

こだわり食品館


久しぶりの大阪営業。今回の目的の一つは㈱シーアンドシーというこだわり系食品を扱う問屋さんがオープンする『Codawari.ShokuHin-Kan』訪問である。この店の話はかなり前からN取締役からうかがっていた。問屋さんのアンテナショップであり、前例を私は知らない。

店舗は小さめのコンビニサイズ、店の奥にカフェスペースがある。店のつくりはコンビニと違い棚がしっかりした木製で落ち着いた感じだ。棚にミレービスケット(高知県民の定番)を発見。さすがN氏、お目が高い。他の商品もコンビニや大手スーパーではあまり見かけないものばかり。こだわり系食品や地域産品も最近はパッケージデザインがおしゃれになってきた。棚に並べてはじめて商品といえる。お客様の手に取って頂けなければ消えていくしかないのである。高質系売場への進出を狙う商品はパッケージデザイン、それと一括表示に現れる原材料の選定に注意を払う必要がある。

N取締役とカフェの窓側の席に座り往来の人を眺めながらここまでの苦労話、今後の展開をうかがった。食品流通のありかた、食品づくり・・・知恵を集めて少しずつでも変えていきたいと思う。(住所:大阪市中央区南船場4丁目7-23南船場第2東洋ビル)