2011年6月21日

伊香保でベーグル


21日は高崎までU代表にお迎え頂き、車で伊香保へ。目的は前向きな節電対策、キャンドルナイトを見せていただくこと。彼のお店は伊香保温泉街の階段筋からちょと路地に入った『Soup&Cafe大正浪漫黒船屋』。夜営業は電気を使わず、ロウソクと氷でお店を営業するとの事。昼間冷蔵庫で氷を作り夜は冷蔵庫を止め、中の物は氷で冷やす。店内の電灯は消しロウソクの灯でお食事。伊香保は山なので前橋や高崎よりは夜は幾分涼しい。このキャンドルナイトは東京電力などの原発推進派の電力各社が進める節電キャンペーンに迎合するものではない。夏涼しい伊香保の魅力を少しでも多くの方に知っていただきたいから、このような手間のかかることをしている。そう、U氏に伊香保や水沢のことを語らせたら熱いのである。すたれ行く観光地である郷土を変えたいのだ。
ベーグルのパンは前橋のベーグル屋さんが焼いたもの、中身の豚肉も地元産。・・・私の得意は四国産、海無し県の群馬には塩がないので提案してみよう。
あいにく夕方には東京に戻る用事があったので、ロマンチックな灯はお預けだ。

2011年6月19日

やっぱり和風


19日から東京営業。自由ヶ丘で打合せを済ませ、銀座三越B2食品売り場でのオリーブオイルプロモーションで上京していた創樹のS本さんとフラワーワンストップの生パスタ納入先のミッドタウン前『六本木阿波尾鶏』で遅めの夕食。
この店のコンセプトは地鶏と地魚・地野菜を美味しくいただくこと。100席の店内には趣の異なる部屋が用意されている。フラワーワンストップのT田GMの計らいで生パスタ各種を調理して頂き食べることができた。この店はイタリアンではなく、和風のお店。当然パスタも和食器で出てきた。ほんのりとソースの中に出汁の味がする。このソースにもちもち食感パスタが合っている。大変おいしくいただくことができた。創樹の高松産手摘自家絞りのエキストラバージンオリーブオイルを垂らすことができなかったのが残念。
日本には日本の食材や調理法で作る○○風料理が沢山ある。我々が食べなじんできたものが無理なく美味しいと思う。

2011年6月10日

うーん、深くて楽しい


京都にある㈱谷商店のT社長と高知県四万十町にある㈱四万十ドラマを訪ねてきた。四万十ドラマのコンセプトは『四万十川に負担をかけないものづくり』。四万十川の自然環境を保全しながら活用することをベースに、環境・産業・ネットワークを循環させながら、四万十川に負担をかけないものづくりをしている。京都の物産の開発販売を手掛けるT社長にドラマのA社長を紹介するのが今回の四万十行の目的だ。熱い社長さんの歓談は、起業して間のない私にとって大きな刺激であると同時に、今後自分が何をすべきなのかが本当にうっすらなのだが見えてくる。ただ四国の食品の紹介・販売でいいのか、今はそれさえもまだできていない。自分の足元の坂出、香川をどうしたいのか・・・ここをしっかりと考え続けなければならないと思う。

夜はT社長と高知市内のひろめ市場で夕食。かつおの塩たたきはとっても美味しかった、安兵衛の餃子もいけている。

2011年6月7日

どこもまだまだ大変


6日、7日は㈱讃匠のうどんの斡旋販売のお願いに宇都宮、太田などにあるF社さんの生協、サービス部門会社、関連会社などを回った。震災の影響で減産がまだまだ続いている。ボトルネックは被災した半導体メーカーと塗料メーカー。影響は国内メーカーに留まらず、海外のメーカーにも及ぶ。宮城、福島、茨城などの震災被害が甚大だった場所は世界の先端産業の集積地でもあった。この寡占状態が良質なものの低価格での供給を可能にしていたといえる。今後は物作りにおいても今までになかった価値観や過去の効率が悪いなどの理由で姿を消した事柄が見直されたりするのかもしれない。

6日の昼飯は宇都宮に行くときはお決まりの「みんみん」の餃子だ。混んではいたが、何時ものような行列ではなかった。店舗マップには2か所上貼りがなされている。勢いのあるみんみんでも・・・

ここの餃子は焼餃子、水餃子、揚げ餃子の3種がありどれも1人前(6個)240円。好きな餃子とご飯を頼みガシガシと食べる。宇都宮にはこのようなシンプルお手軽な餃子屋さんが沢山あり、ご飯のおかずやおやつとして日常的に食されている。焼いてもらい持ち帰る人も多い。香川県にうどん屋さんが所狭しとあり、近所の人が茹でたうどん玉を買いに来るのとよく似ている。近状のお店屋さんと暮らす人のこのような関係のある町が好きだ。