2013年3月24日

継続と出会い


足湯カフェゆうび庵マルシェにかかわりだして4ヶ月が過ぎた。1月19・20日の準備を昨年末にやりだしてからだ。1月から5月まで毎月開催を目指し、私は主に食関連の店舗さんの招致のお願いをして回っている。琴平は四国のビッグネームの観光地であるが、琴平町内以外からの参加者の皆さんが驚かれるのは、人出の少なさと、客引きの横行だ。香川に暮らしていて琴平に来たことのない人はとても多く、また逆に琴平の人は県内の他の世界を知らない。だから溝は深まりずれていく。このずれが今の琴平の姿であり、高松、坂出、丸亀、善通寺、観音寺の中央商店街の姿でもある。


昔、街は楽しい場所であった。今の時代は価値の多様化が進んでいるから、そんな古ぼけた街に構うことはない、という声も多々あると思う。街ができた、人々が作った歴史に思いを馳せ、どのような未来が楽しいのか、マルシェを続ける中で考えていきたいと思う。土日の忙しい中出ていただいて、思ったような売り上げに至らなかった業者さんには本当に申し訳なく思う。せめての救いは情報交換ができ、今後のお互いの他での活動にひょっとしたら活かせるものがほんのちょっとある事だ。

次回の開催は、4月6日の土曜日。桜は散っているかもしれないが、皆さん、またお会いしましょう。

【松井の昼ごはん 3月21日】 吉野家坂出店の豚丼+Aセット。これはこれでよく出来ている。吉野家の商品力は流石だ。

【松井の昼ごはん 3月23日】 ゆうび庵マルシェにて先ずはとり天バーガー。西内花月堂製の特性バンズに国産若鶏の胸肉の天ぷらとレタスが挟まっていて美味しい。

とり天バーガーを食した2時間後、今回初出店の宇多津町「Nogirou」の玄米サンドイッチをいただく。この店は、今話題のマクロビ食品のお店。有機野菜を用い、砂糖も化学調味料も乳製品も使っていない。しかしサンドイッチの味は力強くとても美味しかった。

【松井の晩ごはん 3月23日】 坂出市「燈馬」で豚ペイ焼き。そのほかサラダや鉄板餃子などと一緒にハイボール3杯。ここは友達の店。何を食べても美味しい。

2013年3月21日

交流の場は出来た 「第1回讃岐うどん交流会」報告

マドリエ丸亀・未来館で開催した「讃岐うどん交流」は、雨の祝日にも関わらず16名の方にお集まりいただいた。懇親会ではアルコールの助けもあり、より濃密な交流が計れた。今回の交流会は、私が以前勤めていた讃岐うどん業界時代からお世話になっていた人、退職後お世話になっている人、中高の同級生・先輩・後輩が讃岐うどんをテーマに「繋がる」を目的に開いたものだ。

日讃製粉株式会社・景山社長による小麦価格動向について

丸亀トーヨー住器株式会社・山地社長による経営講義

丸亀市土器町「晩飯や こな」での懇親会

製粉業、製麺業、醤油だし製造業、海産物加工販売業、菓子・パン製造販売業、輸出商社、住宅サービス業とうどん店主が集まり、今をテーマに様々な角度からの交流が計れた。うどん業界も流通小売業界、住建設販売業界などと同様、大資本(大手) VS 小規模零細の状態だ。大手の参入が遅かった分、とても戸惑い苦戦している仲間も多い。お客様が求めるものは何か、これをきちんと掘り下げないと問題は解決されない。今後は、各回ごとのテーマを決めて交流の中身を掘り下げていきたい。

【松井の昼ごはん 3月17日】 琴平町「ゆうび庵」のきつねうどん小。優しいふっくらきつねがたまりません。

【松井の夕ごはん 3月18日】 宇多津町「弁天」で焼鳥、サラダ、ウインナーとハイボール。やっぱり焼鳥屋大好き。

【松井の昼ごはん 3月19日】 丸亀市飯山町「彦江」のかけ中(2玉)+レンコン+コロッケ。太めの昔ながらの優しいうどんが美味しい。

【松井の昼ごはん 3月20日】 丸亀市飯山町「上田うどん」のカレーうどん大。細麺だが硬めに仕上げている。個人的にはむにぃむにょ系のほうが好き。けどこれも食べてくなるから不思議だ。

2013年3月17日

春の準備

今年の讃岐路の春は、3月20日から始まる「瀬戸内国際芸術祭2013」からやってくる。備讃瀬戸の島々を舞台にした国際アートの祭典だ。国内外から多くの方々が島々を巡る。高齢化が進む過疎の島々が賑わいを取り戻す。アートを介して、島の、いや島の生活の可能性に一人でも多くの方が気づいて欲しい。

私の荘内半島の仲間たちも、この春にイベントを行う。「第3回 仁尾フェスティバル2013」は4月28・29日サンリゾート仁尾での開催だ。5月5日には、詫間町の石鎚神宮で春季大祭が行われる。こちらでもプチマルシェの開催を予定している。海、島が見渡せるそれぞれの場所に春の風を浴びにおいでください。

【松井の昼ごはん 3月14日】 宇多津町「つるぎ」、ここは郊外にある定食屋さん。セルフ式で好きなお皿(料理)をお盆に乗せ、会計するシステム。肉じゃが+マカロニサラダ+ご飯小+味噌汁で450円。ガテン系のお客様が多い故に、量目もそれなり。味も良いのでとってもお得だ。

【松井の昼ごはん 3月15日】 坂出市林田町「福まさ」。かけ中+天ぷら2個。しみじみと優しいうどんだ。手打ち麺が、これまた優しい出汁に浸かっている。

【松井の昼ごはん 3月16日】 丸亀市土器町「手打ちうどんむさし」。冷ぶっかけ大。昨日から手打ち2連発。手打ちうどんは粉を水和するところから始まるスローフードだ。手仕事の技が500円でおつりがくる。

2013年3月14日

第4回 ゆうび庵マルシェ開催


ひと雨ごとに温かさが増す讃岐路、第4回 ゆうび庵マルシェは3月23日(土曜日)の開催となった。昨日、九州などで桜の開花宣言が相次いだが、23日の琴平は流石にまだだろうな。今回は、多度津町・白方漁協の白方牡蠣、漬物の大谷商店、マクロビの和楽舎などの初出店もある。学生さんは春休み。初春のこんぴら歩きの際にはぜひ立ち寄ってほしい。

なお、上のチラシのPDF版も用意しましたのでご覧ください→ marche_20130323.pdf

【松井の昼ごはん 3月8日】 坂出市沖の浜の「とらや」のしょうゆうどん大に温玉のせ。ここの麺、むにょむにょの透き通る綺麗なうどんでとっても美味しい。

【松井の昼ごはん 3月9日】 観音寺市池之尻町「大喜多」のぶっかけうどん大。田舎の昔ながらのうどん屋さん。40年前はこんな店が多かった。今では逆に新しい。店内に流る空気が好きだ。うどんは噛みごたえのあるストロングうどん。

【松井の昼ごはん 3月10日】 丸亀市川西町「府中家」でかけ中+野菜かき揚げ+コロッケ。侮ってた。2玉でも麺の量がとても多く食べあぐねた。もっちりうどんが食べても食べても減らない。

【松井の試食テスト 3月11日】 取扱検討中の三豊市山本町「豊光園」の有精卵。エサにはセサミンを与えている。すごく濃厚な卵だ。この卵、きちんと育てると当たり前だがひよこになる。命をいただくく本当の食事。かめびし濃口醤油をたらし…、参りましたの卵かけご飯。

【松井の昼ごはん 3月12日】 坂出市白金町「はなまるうどん」のかけ中+天ぷら2個。こちらの店はOLさんが1人でも入れるし、小さなお子さん連れでも利用しやすい店として重宝されている。

【松井の昼ごはん 3月13日】 まんのう町「梅木うどん」のしょうゆうどん小。実はこの日は2件目のうどん。1件目は観音寺大喜多でかけうどん中を食べて2時間後に梅木訪問。口当たりの良いしょうゆうどんはおやつ代わりだ。

2013年3月7日

思い描き続けること

どうも目先の事柄に一喜一憂というか憂い続けてしまう。そんな時は、自分は何がしたいか、どんな社会をつくりたいのか、そのためにどのような仕事をしたいのかを妄想してみる。この妄想が具体的に描けていけば、現実に一歩ずつ近づくのである。幸い時間はある。目標に向けた人の繋がり、小さなプロジェクト、ほんとうに少しずつ動きだした。どこに持って行くのか、絵を描こう。

来る3月20日に開催する「讃岐うどん交流会」の詳細を弊社サイトに掲載しました。参加申込書もこちらからダウンロードできます。皆さんのご参加、お待ちしております。

【松井の昼ごはん 3月5日】 多度津町「セルフまるやうどん」でかけ大+コロッケ+南京天ぷら(480円)。つゆを吸ったぐずぐずのコロッケも好きだ。

【松井の昼ごはん 3月6日】 丸亀市飯山町「彦江」の肉ぶっかけうどん中+おでん(550円)。今日は暖かいのでぶっかけの冷が美味しい。

【松井の昼ごはん 3月7日】 丸亀市土器町「飯野屋」で湯だめうどん大+おでん2本(560円)。ここの釜揚げが好きなのだが、出来上がりまでの10分が待ちきれず湯だめにした。湯だめだがうどんのヌメヌメ感が残っていて美味かった。

2013年3月4日

讃岐うどん交流会を開催します

3月1日、ついにコンビニ最大手のセブンイレブンが四国に上陸した。香川、徳島から店舗数を増やし、2019年2月末までに四国全体で570店舗を目指すという。今、四国のコンビニではローソンが444店を展開中。ファミマやサークルKサンクス、デイリーヤマザキ、ミニストップ、ポプラなどの大手、それに酒店系地場系もこの過疎の島にはある。島の生活様式も劇的に変化する。食生活、食業界への直撃だ。

さて、ここからが本題。25年前の瀬戸大橋開通後、緩やかに、いやここ半年は激しく下降する県内讃岐うどんの消費のなかで、讃岐うどんに、食にかかわる人の交流の場を地元・中讃から作ろうと交流会を開催します。概要は以下のとおりです。詳しいことは追ってご紹介いたします。

【 讃岐うどん交流会 】
日時:3月20日(水) 17時から2時間程度(終了後、懇親会有り)
場所:マドリエ丸亀・未来館 香川県丸亀市土器町東5-6-1(セコム・丸亀支社の北隣)


製粉会社、つゆ製造会社、輸出会社なども参加予定。粉の動向(品種、価格)、つゆの方向性(流行)、海外のうどん、麺事情などの情報交換もあり。弊社おいしこく株式会社は地元食材情報をご提案する予定です。


【松井の昼ごはん 2月28日】 高松市国分寺町「山もり」の肉ぶっかけうどん(500円)+野菜天。手打ちの麺がもっちり美味しい。肉の味付けもつゆも天ぷらも上品な仕上がり。

【松井の昼ごはん 3月1日】 坂出市加茂町「こだわり麺や鴨川店」でかけ中(280円)+野菜のかき揚げ。香川県内の代表的セルフチェーン店。チェーン店だけど店ごとにメニューも味も微妙に違うところが好きだ。このゆるさが大事。麺量が多いのも人気の理由だ。

【松井の酒のあて 3月1日】 丸亀市福島町「ゆきや」。丸亀市は骨付鳥が名産だが、この店は鶏ではなく豚が専門のお店。中高時代の同級生の弟さん夫婦が営んでいる。この店の骨豚[写真]はスパイシーでとても美味しい(1000円)。ハイボールがすすみ、何杯飲んだのか判らない。この店のもう一つの顔は、讃岐うどん店巡りのディープなファンの訪れる隠れ家でもある。マスターは我々業界人以上にうどん屋情報に詳しい。

【松井の昼ごはん 3月2日】 丸亀市土器町「手打ちうどんむさし」の釜揚げうどん大。自分の味覚に合う店は落ち着く。

【松井の昼ごはん 3月3日】 坂出市府中町「風風ラーメン」の唐揚げ油そば+餃子。日曜日には息子としょっちゅうこの店にマンガを読みに通っている。去年はカムイ外伝とのだめを全巻読破。