2016年8月10日

ネギの勉強 2

香川県農業生産流通課、農業革新支援グループの方々からご紹介された高松市郊外の農家さんを訪ねると、知り合いの佃様だった。今はネギの栽培はしていないが、先代が1970年代から「九条ネギ」の栽培をしていた。それを引き続いて行い、その後1993年頃からは「わかさま」に切替え栽培していたそうだ。「源平ねぎ」というブランドにして、高松市内を中心に、F1種とは別に各スーパーなどの売り場展開をしていたようだ。しかしその後、病気や連作障害などにより、ネギはやめて小松菜、ホウレンソウ、水菜、蕪などの栽培を行っている。せっかくブランド化し固定種の栽培を続けていたのに残念だ。

なかなかF1以外はないものかとあきらめかけていたところ、仲間の野菜ソムリエの川村様から新情報が飛び込んできた。早速、川村様と観音寺市大野原町の株式会社讃葱を訪ねた。ここは5haの圃場を持つネギ専業の農事法人だ。F1種と九条ネギを周年栽培している。それだけではなく、香川の伝統野菜だったが、今は栽培が途絶えている弘法ネギ(ヤグラネギ)の復活に向けたプロジェクトを香川大学との連携のもと行っている。

弘法ネギはとても変わったネギで、種を蒔くのではない。ネギ坊主からいきなり芽と根が生える。この状態を珠芽という。これを植える。そして株分けして増やしていくのである。めんどくさいやつなのだ。今の段階では大野原の土壌に合うものかどうか判らないし、周年栽培可能かどうかも判らない。全ては今後のテスト次第だ。けれどこのめんどくさい伝統野菜が復活すると想い描くだけでもとても夢がある。だって県内ここからがスタートなのだ。そこに出くわし、今後見ていけるのだから幸せだ。


松井の昼ごはん 8月1日 丸亀市今津町珈琲倶楽部でブレンド珈琲+ぐてたま。くつろいだ後は2階で開催中の『珈琲倶楽部 de 雑貨屋さん 2』を見学。

松井の昼ごはん 8月2日 綾歌郡綾川町玉吉本店でかけそのまま+野菜かき揚げ。遅めの昼食は麺量多めで助かった。

松井の昼ごはん 8月3日 自宅で半田素麺をかけうどん風で。2把茹でると超大盛りの出来上がり。

松井の昼ごはん 8月4日 綾歌郡宇多津町塩がま屋でざる細+鳥天小。安心の美味しさだ。

松井の昼ごはん 8月5日 善通寺市下吉田町まるやうどんで冷かけ中+茄子天。むにゅむにゅ麺がおいしい。

松井の昼ごはん 8月6日 丸亀市飯山町手打ちうどん彦江でたぬきぶっかけ冷中。揚げだけどタヌキ・・・?

松井の昼ごはん 8月7日 丸亀市土器町マドリエ未来館で開催の『Le ange emaruche' vol.2』出店の居酒屋Diningで牛筋カレー。お子様向けの優しい味。勿論商売道具の香川本鷹を大量投入。

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