2016年10月17日

アンテナショップに思う -東京の事例から-

東京新橋の香川県愛媛県の共同ショップ「せとうち旬彩館」は2003年3月25日にオープンした。1階は両県の特産品を販売する店舗となっていて、運営は東京都内でスーパーマートを展開する株式会社サカガミが行っている。2階は、せとうち郷土料理「かおりひめ」があり、株式会社サンケイ会館が運営を行っている。

出店時において東京での都道府県ショップでは初めて2県共同店舗だった。私は前職のとき、この店の前身である香川県物産協会東京支部が八重洲国際観光会館ビルにあったときに、このアンテナショップ開設の話があり、心情的に良くは思っていなかった。香川県産品の東京販路開拓の父のような存在だった平井参与は退任され、その時のパートさんは今のお店にはいない。以前の業態は、県産品の紹介、商談のためのサロンのような位置づけの場所で、香川以外にも多くの全国の都道府県がこの東京駅八重洲口北口直結のビルに入居していた。都内はじめ全国のバイヤーからすると便利で合理的な仕組みだったと思う。特に非食品系の高額商品はこの業態のほうがあっていた。私は食における特産品がかぶる愛媛との合同出店には大反対だった。当時の会社の商品は讃岐うどんを中心とした麺類なので、関係ないのだが、農水産品を考えると許せない。当時中小麺メーカーの使用人の我儘などは何の影響もなく、「せとうち旬彩館」はオープンし、今は賑わっている。立地が良く、小売+飲食業態なので利用者には使い勝手は良い店だと思う。残念ながら弊社の本鷹トウガラシなどの商品取扱はしていただいていない。理由は「こんなもんは売れない、他社商品も売れてない」と身もふたもない。東京の人が思い描く瀬戸内(香川・愛媛)らしいものに応えるところである。売れるかどうかは、イベントスペースを貸すので各々ご自分で確かめる、これはこれで真っ当である。

地方自治体のアンテナショップの是非は難しい。本来、商品の開発販売は自前が原則である。公がするには何某かの説明理由が必要だ。税収UPにつながる産業の育成、新規雇用の創出・・・。それらはアンテナショップではなく別のやり方で可能だ。ではアンテナショプは、抽象的な自治体のイメージアップ戦略であり、目先の物販というよりは観光、融資など自治体外からの入込を狙った広告宣伝手段であるといえる。


松井の昼ごはん 10月10日 まるがめおもてなし商店街 vol.3で買ったミヤモトメグミの1日だけの自然派食堂のスモークポーク弁当と暮らしの森のアンバターパン。どちらも期待通りの美味さだ。

松井の昼ごはん 10月11日 坂出市京町リーベで日替わりランチ。今日は春巻き。中にはミンチ肉がびっしり。

松井の昼ごはん 10月12日 丸亀市浜町森柾商店で午前中青汁を飲み、昼食は坂出市横津町すき家坂出横津店で牛丼トン汁セット。店員が3人いてホッとする。1人の時は悲惨だった。

松井の昼ごはん 10月13日 観音寺市柞田町カマ喜riでざる+とりちくセット。感じの良い店だ。讃岐うどん店のニューウエーブである。

松井の昼ごはん 10月14日 観音寺本大町やすなみでざる中+竹天+カボチャ天。ここのうどんもうまい。

松井の昼ごはん 10月15日 丸亀市飯山町手打ちうどん彦江で冷かけ中+揚げ。そしてその後は丸亀市今津町珈琲倶楽部でブレンド飲みながら打ち合わせ。

松井の昼ごはん 10月16日 綾歌郡宇多津町塩がま屋でかき揚げおろしぶっかけ冷細。むにゅむにゅ麺がたまらない。

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