2016年10月11日

香川県内 秋の食、流通事情

食の仲間の新店舗がdancyu11月号に載った

半袖で過ごす日が多いので季節感がくるうが、もう今年も残すところ2か月少し。食を取り巻く情勢はどうなっているのか。アベノミックスが掲げる「デフレからの脱却」とはいかずに、デフレ傾向は続いている。香川県内の流通事情は、福山の行列ができるスーパー、エブリイが高松市内の激戦地区多肥上町に8月オープンした。「夕方6時以降は欠品OK」を掲げ、「鮮度が良くて安い」を実践している。ここから四国での多店舗展開を狙っている。

他にも、きむらが高松市木太町の高質系スーパー春日水神市場(株式会社厳選)の向かいにもうすぐオープンの予定。きむらは香川県県内資本の生鮮比率の高いスーパーで近年急成長し、県内と岡山で新規店舗を増やしている。中讃では坂出市江尻町(四国ガス跡地)に全国大手ディスカウントのダイレックスがオープンする。こちらも高質系食材を揃える柿茶本舗売店・カフェの正面だ。

既存の店舗はイオン系中心にどこもスーパーは苦戦が続くが、それでも香川のような田舎でも新店はできる。売りは鮮度の良さと安さ。コンビニビッグスリーも県内で熾烈な出店競争をまだやめない。しかしコンビニ業界そのものにやや陰りが出てきている。オーナーという名の奴隷がもたなくなると、仕組みそのものが崩壊してしまう。そろそろ24時間営業という全国一律の掟を変える時が来ているのではないのか。労働力を無限に確保することができるご時世ではないのだから。

中堅、大手ではないところはどうか。新規出店は最近聞かないが、県内各地、各所でのマルシェなどのイベントは多種多様に行われている。瀬戸内芸術祭秋会期も始まり、会場周辺での臨時出店も多い。量販志向の商品ではない食材への要望も少なからずまだある。こういうところで見かける手作りのパンやお菓子、惣菜、弁当、瓶詰商品等はそこそこの値段がする場合があるが、それでも、そのモノづくりに込められている気持ちや、センス、雰囲気のようなものを共有化したいと思う人たちがいる。ただし香川のような田舎では日常として生業が成り立つには、かなりのエネルギーがいる。


松井の昼ごはん 10月3日 さぬき市前山ほしごえの里で讃岐夢豚トンカツ定食。肉がおいしい。衣も良くできている。

松井の昼ごはん 10月4日 東かがわ市引田うどんやまるちゃんでかしわ天ざる。ビシッとした良いうどん出している。

松井の昼ごはん 10月5日 丸亀市山北町サンマルクカフェ丸亀VASALA店で打ち合わせを兼ねてランチ。パンにエビが入ってたけど食べた。

松井の昼ごはん 10月6日 坂出市京町リーベで日替わり定食。今日はヒレカツ。このコスパ、有り難い。

松井の昼ごはん 10月7日 三豊市詫間町石鎚神宮内茶久楽でカフェランチ。何時もながら良くできた手作りの味。

松井の昼ごはん 10月8日 高松市南新町餃子の王将で焼飯天津飯。その後綾歌郡宇多津町ユープラザうたづ内Cafe rippleでクリームソーダー。

松井の昼ごはん 10月9日 丸亀市土器町マドリエ未来館で開催「さぬきオーガニックマルシェ10月」の出店者つむぎのお弁当。とてもヘルシー、そしてラッピングなどの様式美を感じる。流石だ。

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