2014年4月28日

小売店の仕入れ率

中小の食品メーカー、問屋商社の悩みの種が、販売の際の掛け率だ。例えば、小売販売価格(上代)1,000円(税別)の国産丸大豆2年熟成醤油があるとする。と、流通における川下である小売店さんは700円(税別)なら考えてみるとなる。ただし買取してくれるケースは少なく、「置いてあげるが、売れ行きが悪いと返品しますので引き取ってください」「売れた分だけお支払いします」といった委託販売のケースが多くなってきた。都会の良い立地の店舗の場合は、委託販売なら600円、500円なら買取でというケースもある。観光地の土産など、旅行会社が介在する場合はさらに厳しい事例を聞く(余談だが、この観光土産業界で出来た商品がレールものだ)。

こうなると製造者は、より安い原価で商品を出せる仕組みや戦略的な価格を設定しなければ提案できなくなる。では収益率を確保するために、小売り販売価格を思い切って上げることはできるかといえばそうではない。小売店は、自分の店の客層を当然知っている。「うちの店では力がありませんから」と断られてしまう。弊社のような卸業者は、存在すらも否定されているのが現実だ。
現実は現実として受け入れると同時に、製造から販売、消費に至るサプライチェーンを構築する仲間だという意識が必要だ。製造者の敵は問屋でも小売店でもない。売り手市場がどうした、買い手市場がどうしたというが、サプライチェーンの構成要員すべての当事者が市場を作っていくのである。そのためにどういう商品がサプライチェーンの力でつくることができるかが大事だ。セブンプレミアムをつくり販売する仕組みを、われわれがつくれるかどうかなのだ。

【松井の昼ごはん 4月21日】 宇多津町つるぎで肉じゃが+玉子焼き+汁+飯小。これで500円。お腹いっぱい。

【松井の昼ごはん 4月22日】 高松市一宮町魚ばぁさんの食堂おくどさんでチキンカツ+高野豆腐煮付け+汁+飯小。702円。つるぎに慣れているので高く感じる。居酒屋さんの系列店でおくどさん=竈炊きのご飯と焼き魚が売りの店。

【松井の昼ごはん 4月23日】 坂出市林田町五圓安で野菜ラーメン焼飯セット。時間を外して閉店前に行ったので、やっとありつけた。坂出市郊外の人気店。この懐かしい感じが人気の理由だ。

 【松井の昼ごはん 4月24日】 宇多津町マクロビカフェNogirouでランチ。野菜がガッツリ食べれてお腹パンパン。デザートはヤギのミルクのアイスクリームとお好きなマフィン1個とオーガニック珈琲。

【松井の昼ごはん 4月25日】 丸亀市垂水町明水亭でおでん(大根+こんにゃく)+ざるうどん大。落ち着いた和カフェのような佇まいのうどん店。素材にこだわるうどんを提供している。香川県内ではこのような店がなかなか評価されないのが辛い。

【松井の昼ごはん 4月26日】 琴平から観音寺への移動中、ローソンのカツサンド+フレンチクルーラー+烏龍茶。写真は3次会で行った観音寺市観音寺町文ちゃんのラーメン。文ちゃんのメニューは圧巻。和洋中なんでもある。

【松井の昼ごはん 4月27日】 高松市仏生山町K邸で鉄板焼き。K社長からお招きいただいたので、JRとコトデンを乗り継ぎ、高松市郊外の仏生山に向かった。お庭でいただく鉄板焼きにビールが進む。

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