2012年1月29日

四B連でイノシシ


旧知の仲の、四B連(四国B級ご当地グルメ連携協議会)常任顧問の奥山先生に誘われ、役員会と新年会に参加してきた。坂出を11時半に出て、会場の西予市城川宝泉ロッジに着いたのは、14時50分、思っていたより近い。役員会では四国各県の支部の活動報告がなされた。地域の活性化を地元の食材を使いどうするのか、来て体験して頂き、泊まってそしてまた来ていただくための課題は……、難しい。

そして今回のテーマの一つはイノシシ。しまなみイノシシ活用隊隊長の渡辺氏、地元西予市のししの里施設長・舟本氏から、それぞれの地域での取り組みの現状と課題が提起された。害獣対策として処理加工は行われるようにはなったが、なかなか出口が見いだせない。獣くさいというイメージをなかなか崩せない。消費者への良い情報、良い商品を提供するのが難しい。猟師さんたちにどのような捕獲、殺傷をしないと商品にはならないことを理解していただくことの難しさ。

会の後は、舟本さん提供のイノシシで鍋をして皆で食べた。とても綺麗な肉で脂身はコリコリしてほのかに甘い。最高級のお肉を熱い仲間隊とつつきながらたらふく飲んだ。一夜明けた今日は、舟本さんの獣肉処理加工施設見学をした。とても清潔な施設。この山間の処理場からの排水は下水で流される。山の命を頂くことは、大変なことだ。「この子を美味しく食べていただくことがこの子の供養」、彼の思いに応えられる加工食品を作り食べてほしい。

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